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医療・福祉施設向け防災システム

商品紹介

Q&A/水道連結型スプリンクラー設備 Splash

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回答

  • 既存遡及はされますか?
    既存の防火対象物も猶予期間ののち遡及されます。
  • 消防署への届出や消防検査は必要ですか?
    着工の10日前に着工届、設置完了後4日以内に設置届を提出し、消防検査を受ける必要があります。
  • 定期点検する義務はありますか?
    消防法により6か月に1回の点検および1年に1回の点検報告が義務付けられています。
  • どんな用途に設置できますか?
    自力避難困難な方が入所される病院、診療所、社会福祉施設のうち基準面積が1,000m²未満のものに設置が認められています。
  • 一般住宅への設置は可能ですか?
    可能です。また、サービス付き高齢者向け住宅などの共同住宅にも設置事例があります。
  • 国の補助金などは出るのか?
    厚生労働省にて補助金が交付されます。対象施設や申請方法等は各地域の行政窓口にご確認ください。
  • 設置費用はどのくらい掛かるのか?
    一般的には、新築時の設置費用としてグループホーム1ユニット「概ね300m²」あたり約300万といわれています。(材料、工事費含む)既存物件については現場の状況、工期によって大きく変わりますが、1.5倍から2倍程度になると思われます。
  • 施工に必要な資格は何か?
    消防設備士の指導のもと、給水装置工事事業者が施工を行うこととされています。
  • 水圧はどのくらい必要ですか?
    建物規模や構造、水道の引き込みや配管材料により異なります。
    一例として、2階建て延べ600m²程度の建物で、水道引き込み40A、使用配管HIVPの場合、水道本管での必要水圧は約0.24MPaです。
  • 風呂など、他の給水栓との同時使用は考慮するのか?
    厚生労働省からの通知および消防庁の解説により、スプリンクラーとその他給水栓の同時使用は見込まなくて良いとされています。
  • 現場の水圧が足りない場合はどうすれば良いか?
    水道配管を増径するかポンプを設置することになります。
  • 配管材料は何を使えば良いか?
    一般的には水道で使用が認められた硬質塩化ビニルライニング鋼管やポリエチレン粉体ライニング鋼管などを使用します。また難燃材料で仕上げられた壁、天井の裏に隠蔽されるものにあっては、硬質塩化ビニル管などの合成樹脂製配管も使用できます。
  • ヘッドの散水半径はどのくらいか?
    ヘッドの散水半径は2.6mです。居室等で照明器具が散水障害になる場合は、照明器具を挟んで2個設置してください。
  • スプリンクラーヘッドはどのくらいの温度で作動しますか?
    コンシールド部分(白いカバー部分)が60℃で作動し電動弁を開放、配管内を充水します。またヘッド本体が72℃で作動し放水を開始します。
  • ヘッドに物をぶつけてしまった場合、水が出ますか?
    衝撃の度合いにもよりますが、コンシールドヘッド内部にプロテクターが装着されており、スプリンクラーヘッド本体に衝撃が加わらないようにしています。コンシールド部分が破損しても、配管内に充水はされますが、室内に散水することはありません。
  • 誤放水などによる水損事例はあるか?
    熱や外力が加えられた場合以外の要因で誤放水した事例はありません。
  • 電動弁が一度開いてしまうと、乾式ではなくなってしまうのでは?
    電動弁ユニットに自動排水弁を内蔵しており、配管内に入った水は電動弁閉止後に自動で排水され乾式状態に戻ります。
  • 電動弁は1台設置すればよいのか?
    電動弁2次側の配管容積を一定以下にする必要があります。現地水圧や水道配管条件等にもよりますが、一般的には電動弁1台あたりヘッド20個以下または200m²程度を目安に区画分けをする必要があります。
  • 停電の場合でも作動するのか?
    スプリンクラー制御盤に予備電源を内蔵しており、停電後1時間以内であれば正常に作動します。
  • 火災の際、完全に消火ができるのか?
    本システムは消火を目的としたものではありません。火災時に散水することにより、火災の進展を遅らせ、入居者の避難時間を確保することを目的としています。
  • 各機器は水道の認証を取っているのか?
    コンシールドヘッド及び電動弁は日本水道協会の認証を取得しています。
  • 衛生上の問題はありませんか?
    常時は、電動弁の2次側に水が入っておりませんので、不衛生な水が停滞したり、逆流したりすることはありません。