マテリアリティ
能美防災は創立から100年以上、防災事業を通じて社会の安全に貢献することを目指してきました。サステナビリティに対する企業の取り組みが要求される中、当社が何を重要課題とし、自社の強みをどのようにいかして社会に役立っていくかをステークホルダーの皆さまに明確に示すため、当社が取り組むべき重要な社会課題(マテリアリティ)の特定を行いました。
特定した4つのマテリアリティに対して、具体的な取り組みを全社で推進していきます。
マテリアリティ特定のプロセス
社内にサステナビリティ経営推進ワーキングを発足し、サステナビリティに係る国際的なフレームワークであるGRIスタンダード、SASB、ISO26000に基づいて、「社会からの要請の重要度」と「自社の事業にとっての重要度」の2つの観点から自社が取り組むべき社会課題の抽出を行いました。これらに、当社の中長期ビジョン、PEST分析の資料などから抽出したマテリアリティ候補を加え、50項目をリスト化しました。
次に、これら50項目のマテリアリティ候補リストを「社会的な重要性」、「重視する価値観」、「自社の強み」の3つの軸で評価し、評価の合計が高い項目をベースにワーキングで議論し、4つに集約を行いました。経営層との議論の末、能美防災が取り組むべき4つのマテリアリティが特定、承認されました。
マテリアリティの特定プロセス
マテリアリティ候補を絞り込む評価軸
4つのマテリアリティ
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1
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2
自律と挑戦を重んじた人財育成と多様性の確保
社員が成長実感を得られる企業風土の醸成、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、働きがいを感じる職場の実現等に取り組んでいきます。
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3
カーボンニュートラル実現をはじめとする地球環境保全への取組み
カーボンニュートラル実現に向けて取り組むとともに、製品・サービスによる環境への貢献、化学物質規制への積極的な対応等に取り組んでいきます。
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4
安全・安心を担う企業にふさわしい経営の実践
強固なサプライチェーンの実現、人権に配慮した企業経営の実践、災害に対するレジリエンス(BCP)の強化等に取り組んでいきます。