製品・サービス赤外線放射温度センサ
特長
赤外線放射温度センサ(PDTJ001-D)は監視範囲にある高温物体を非接触で検知することができます。コンベア上を移動する高温物体や、炎が出る前などの異常温度にある物体の検知に最適です。
- 振動や衝撃に強い
高い耐振動特性を有し、コンベアなど可動機器周辺での設置に適しています。
- 警報温度などの値が変更可能
設置環境に合わせて警報温度など監視に関する各種設定を変更できます。
- 応答性が優れている
応答性に優れているため、移動する高温物体の検知が可能です。
- 受光窓の汚れを監視
受光窓が汚れると警報を発するため、適切な運用が可能です。
- 防じん防水構造
IP66相当の防じん・防水性能があります。
主な設置場所
廃棄物・石炭・食品用などのコンベア、自動工作機械など
コンベアの設置例
- 設置条件の詳細につきましては、当社担当者にお問い合わせください。
監視範囲と距離
監視距離が長くなれば監視範囲が大きくなりますが温度測定精度が下がるため、高温物体から約600mm前後での使用を推奨します。
- 監視距離によって、検出可能な熱源サイズは異なります。
- 監視対象物の情報(温度、材質、サイズ)が分かると、より正確に異常温度を検出できます。
- 監視範囲の数値は丸め誤差を含んでおります。
- 詳細につきましては、当社担当者にご相談ください。
システム構成
- センサが4台を超える場合は、新たに警報盤を追加して使用します。
- CANインターフェイスなどの保守ツールは、センサの警報設定などを行う際に使用し、通常監視状態では使用しません。
- 保守ツール用パソコンは別途ご用意ください。
保守ツール(PZTJ001-R)
保守ツールを使用することで、ユーザー側でセンサの各種設定、イベントログの表示、温度情報のリアルタイム表示などができます。
(例)温度表示モード
選択しているセンサの温度情報をピクセルごとに確認できます。
温度情報はリアルタイムの値と、過去の最大値を確認できます。