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水槽・加圧送水装置

文化財構造物を周囲の火災からの延焼を防止するための「放水銃設備」「ドレンチャー設備」また消火の「消火栓設備」などで使用する水を供給するために水槽・加圧送水装置が必要です。
水源は、貯水槽のほかに、自然水利の池を利用することもあり、水量は消防法の防火対象物の容量よりも長時間放射可能な水量を確保します。

設備の構成

設備構成イラスト

設備構成イラスト

水槽の種類

水槽は貯水槽と自然水利を利用する方法があります。貯水槽は地上式と地下式があり、下記を考慮します。

貯水槽(地上式)

地上に設置することから、周囲の景観と調和を考慮し、延焼防止、消火活動上有効な場所に設置します。

貯水槽(地下式)

鉄筋コンクリート造り、有蓋地下式とし、上面は土で隠れるように埋めます。

自然水利

河川、湖沼によるが四季を通じて常に必要な水量が確保できていなければならなく、ポンプが藻や苔、土砂により吸水に支障が生じないような対策が必要です。

加圧送水装置

加圧送水装置はポンプを使用しているのが一般的で、床置きの渦巻きポンプとする。ポンプの駆動源はエンジン駆動です。
ポンプ室は必要最小限の広さ、軒高とし、コンクリート造りとし、軸部外装および屋根は景観に調和するよう修景などに配慮します。

ポンプ室

加圧送水装置