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赤外線式スポット型感知器
自動試験機能付赤外線式炎感知器
床下や軒下の火災を素速くキャッチ
空気の流通する床下は、熱感知器や煙感知器では火災の発見が遅れる可能性があります。
炎感知器は、炎を捉えるので、気流に影響されません。
自動試験機能付炎感知器 FDCJ003-R-X型
進P/進PⅡ/進PⅢシステム、R-24CⅡ/EⅡシステムおよびR-26C/Eシステムで使用することにより、自動試験システムとして使用できます。また、火災検出回路と受光窓の汚損監視のダブル監視方式を採用しています。
劇場、美術館、発電所などのアトリウム、ロビーで使用可能。光電式分離型感知器の設置が困難な場所でも自動試験機能を実現できます。
火災検出回路を常時監視
試験用光源1で、火災検出素子のレベルを常時チェックしています。
受光窓の汚れを常時監視
試験用光源2と、試験用受光部により、受光窓の汚れを常時チェックしています。
安全性の向上と効率的な維持管理が可能
自動試験システムとして使用することにより、人手に頼っていた高所での炎感知器用試験器による作動試験(機器点検)が不要になります。
炎の放射エネルギーをダイレクトにキャッチ。高天井でもすばやく感知します。
ノーミの赤外線式炎感知器は、物が燃焼する時に発する、炎からの放射エネルギー(CO2共鳴放射)を捉えることにより、火災を感知します。
一般に使用されている熱感知器・煙感知器は、設置された場所に熱あるいは煙が到達して初めて感知するため、常時外気の流通する場所、あるいは高天井に設置した場合は、熱・煙が希薄されたり、熱・煙が到達するのに時間がかかるなど、火災の感知に時間を要することが想定されます。炎が発する放射エネルギーをダイレクトに受けて火災感知を行うことで、炎を伴う火災に対して時間の遅れもなく、より確実に火災を感知。高天井を有するアトリウムなどに特に有効な感知器です。
炎に特有のCO2共鳴放射+ちらつきを感知
火災時の炎には、多量の炭酸ガスから共鳴放射される波長4.4μmにピークを持つ赤外線が多く含まれ、1~15Hzの範囲で、ちらつきながら放射される顕著な現象があります。これは下図のように、一般の高温物体からの放射エネルギーの相対強度とは大きく異なり、物質の燃焼時のみに現れる現象で《CO2共鳴放射》と呼ばれるものです。この《CO2共鳴放射》と、その《ちらつき》を捉えるものでさらに確実な火災感知を実現します。
主な用途
高天井の場所
- アトリウム
- 劇場
- 倉庫
さまざまな安心機能
- 玄関
- ロビー
- ピロティ
特長
- 3次元立体警戒
高さ20mまでの広範囲にわたる空間をカバー
- 換気流・外気流のある場所
炎が発する放射エネルギーをダイレクトに感知。換気流下の火災にも有効です。
- 人工照明に強い感知方式を採用
人工照明(水銀灯、殺菌灯など)や溶接火花などの影響を受けにくい感知方式を採用。
- 確認灯付き、自己保持型
確認灯の点灯により、作動した感知器がわかります。
- 壁面への取付けも可能
監視する方向を任意に設定可能です。
感知器監視エリア
壁面取付例(高さ12m、取付角度30°とした場合)
天井面取付例(高さ12mとした場合)
- 斜線部分は感知器の有効監視空間
取付例
天井取付例
壁面取付例