製品・サービス消火設備

静音形噴射ヘッド

消火ガスの放射音によるHDD 障害が発生しました

2016年9月10日に欧州系大手銀行のデータセンター内で実施した消防訓練で、ガス消火設備の消火剤放出時に発生した放射音により、HDD(ハードディスクドライブ)が予期せぬ障害を受け、ATM、オンライン・バンキングおよびWEBサイトがオフラインとなった。障害は同日13時から23時まで続いたうえ、大規模かつ複雑な故障だったため、バックアップシステムによる復旧にも多くの時間を要した。

2016年9月12日 イギリスBBCの報道より

重要なデータの保護と業務継続維持のために

重要なデータの保護と業務継続維持のための静音形噴射ヘッド

重要なデータの保護と業務継続維持のための静音形噴射ヘッド

変更音がHDDに影響を与える可能性

2010年9月11日、日本建築学会大会で「音環境が精密機器に与える影響に関する考察」が発表されました。
この論文によると110dB以上の音圧でHDDに影響を与える可能性が示唆されています。

消火ガス放射音の影響

上記論文では、消火ガスの放射音もHDDに影響を与える可能性があると示唆されています。
さらに二次的損害リスクとして、HDDの速度低下による業務停止、データ消滅などが懸念されます。

静音形噴射ヘッドの製品化

HDDの音環境からの保護対策として、独自の技術により放射音を抑制した静音形噴射ヘッドを用意しました。

音圧レベル

ガス消火設備の放射音が精密機器(HDD等)に与える影響とその対策案について