製品・サービス自動火災報知設備
自動火災報知設備
総合操作盤
総合操作盤 C13ディスプレイシステム
C13ディスプレイシステムの特長
洗練された画面レイアウトで見やすい、わかりやすい、使いやすい!
高機能化によりハードウェアをコンパクト化!
ディスプレイ画面で行う監視・操作機能を充実・強化しました。従来はハードウェアで行っていた機能(個別スイッチ・個別窓表示)をディスプレイ画面上に集約し、高機能化を実現します。
消防支援機能※
「消防支援」スイッチを緊急時に操作することで、消防隊が必要な情報を容易に表示・操作できます。
①防排煙機器の連動停止状態の確認と解除操作
②消火ポンプの運転状況の確認と起動操作
③排煙機の運転状況の確認と起動操作
「消防支援」スイッチは火災時にオレンジ色に色変えします。
- 総合操作盤の消防支援に係る技術基準準拠
- (一社)日本火災報知機工業会 発行
防災動力制御ウィンドウ機能
消火活動に必要な消火ポンプの遠隔制御やその他の消火ポンプ・排煙機などのバックアップ制御を、専用の制御ウィンドウに設けたスイッチの操作により容易に行えます。どの画面を表示していても、1回のマウス操作※でウィンドウを表示できます。
ウィンドウの表示は消防支援スイッチの操作でも行えます。
- ワンタッチスイッチに当該ウィンドウを設定した場合
個別窓表示機能
防災諸警報、消火設備モード、業務用ガス遮断弁の状態を専用画面に一覧表示します。どの画面を表示していても、1回のマウス操作※で画面を表示できます。
- ワンタッチスイッチに当該画面を設定した場合
充実した監視・操作機能!
火災時に必要な情報をディスプレイ上に集約するとともに、後続警報の自動切換機能により、警報を確認する操作が簡単になりました。これによって状況の把握が容易に行えます。
音声警報機能
音声警報機能を標準装備しました。
例:(火災発生時)「ピー、火災が発生しました。現場を確認してください。」
後続警報優先切換機能
第2報目以降の火災についても自動的に画面切換し、後続警報の見落としを防止します。
大きなグラフィック画面データに対応
表示エリア※に対して最大8倍(面積比)サイズまで対応し、縦横比についても任意に設定できるため、広大・縦長・横長な建物であっても1画面に表示し、スクロールさせて連続的に監視します。また、警報発生時には警報のある位置を画面の中心付近に映出しますので、周辺の状況確認ができ、スクロール操作も省けます。
- SXGAタイプのグラフィックエリアサイズの表示エリア
拡大・縮小表示機能
大きな平面図を「縮小」してフロア全体の状況を確認したり、設備の込み入った個所を「拡大」して詳細を確認することができます。
警報発生時のキャプチャ画面を自動でメール送信可能!
画像付きメール送信機能(オプション)【NEW】
- お客様のメールサーバを使用することで、警報発生時に表示されている画面をキャプチャし、自動でメール送信することができます。
- 任意のタイミングで画面をキャプチャし、手動でメール送信することができます。
- 本機で保存した履歴情報(最大50,000報)を、手動でメール送信することができます。
- 画像付きメール送信機能は、お客様のメールサーバから電子メールを送信する補助機能です。そのため、火災発生時の対応については、必ず現地を確認してから行動してください。
- 画像付きメール送信機能は、メールシステムやプロバイダなどの設備・状態に依存しますので、メールの到着に時間を要する場合があります。
- 画像付きメール送信機能は、お客様構内LAN(イントラネット)に接続する事を前提としております。
防災設備の管理を強化!
カスタマイズ機能
ワンタッチスイッチの用途、火災時などのガイダンス内容の編集、火災時などに自動表示させる各種ウィンドウの設定、スクリーンセーバーの内容の選択・編集など、ユーザー様で使用環境を設定できます。
- カスタマイズにはパスワードの入力が必要です。
データリスト表示・検索機能
システムデータのリスト表示や検索が行えるので、警報発生時の作動のリスト表示やデータベースのチェックができます。
データ編集機能
ディスプレイ画面に表示する平面図上のテナント・部屋名称や防災設備個々の名称をユーザー様で変更でき、常に最新名称で監視が行え、ランニングコストも低減できます。
- データ編集にはパスワードの入力が必要です。
- 防災設備に係る変更工事(設備の追加・削除・移動など)については当社にご用命ください。
履歴リスト表示・検索機能
履歴情報のリスト表示や検索が行え、事後の解析に役立てることができます。
防災設備を有機的に統合管理するための諸機能
ウィンドウ表示機能
火災ガイダンス、緊急連絡先、シンボル凡例など、各種ウィンドウをグラフィック画面上に表示し、火災画面を見ながらそれらの確認が行えます。(ウィンドウサイズはマウス操作により上下に変更可)
- シンボルは作動時の色を示しています。
トレンド表示・保存機能
アナログ式感知器※の感知レベルの推移をトレンドグラフとして表示します。「3分トレンド」と「週間トレンド」の2種類を表示できます。
「3分トレンド」は、「注意警報時」「火災警報時」の自動保存および手動保存により100件まで保存でき、事後に確認することができます。
- 表示可能な接続受信機は、R-26/24シリーズおよびR-22L/Eシリーズです。
シミュレーション機能
防災センター要員が総合操作盤の操作に習熟するための機能で、あらかじめ設定されたシナリオに応じて模擬警報作動します。
端末機器遠隔制御機能
「平面図」、「系統図」などの画面から、シンボルを選択して防排煙端末機器を遠隔制御できます。
警報画面送り機能
表示中の画面とは別の場所で警報が発生している場合には警報画面送りスイッチの色が赤色に変わり、スイッチを操作すると画面が順次切り換わります。
警報動作基本機能
警報発生時には音声警報が鳴動。警報発生した地区の平面図を自動映出し、シンボルの色を変え、点滅などで状態を表示します。
スクリーンセーバー機能
平常時(防災設備が作動していない状態)にディスプレイ画面上に表示するスクリーンセーバーの内容を、防災センター要員間の引継ぎメッセージにして情報伝達したり、防災用語集にして知識向上に役立てることができます。
さまざまな建物に対するキープラン
監視する建物形状が低層で縦長の場合には、断面キープランを縮小し平面キープランを2倍の高さにできます。
監視する建物が複数棟の場合には、断面キープランを棟別に設けることができます(最大20枚)。棟選択スイッチの操作により、任意の棟別キープランを選択できます。