製品・サービストンネル防災システム
自動弁装置
水噴霧設備はAA級トンネルなど規模の大きなトンネルに設置される設備で、トンネル内で発生した火災に対し霧状の水を放水することで火勢を抑制し、トンネル自体と他設備を防護する機能を持っています。
自動弁は水の放水を制御する弁で、遠隔操作によって弁を開閉することができます。通常は自動弁格納箱内部に設置されています。
自動弁装置の特徴
トンネル用水噴霧設備の自動弁装置には、下記のような特徴があります。
- 2次圧力調整機能
1次圧力が変動しても2次圧力を所定の設定圧力に自動的に調節することができます。 - 閉止時の水撃緩衝
特殊な弁体構造にしているため、閉止時の水撃(ウォーターハンマー)を緩衝させることができます。 - 負圧よる誤開放の防止
自動弁内部にスプリングを設けており、スプリングの荷重および水圧により監視状態における弁閉止を維持しているため、配水本管内で瞬間的な負圧が発生しても誤開放することがありません。 - パイロット弁の開放維持機能
パイロット弁が開放した後、火災による断線などにより電源供給が停止しても開放状態が維持されます。 - 遠隔または現地手動制御
パイロット弁の電気制御により遠隔で開閉制御が行える上に、手動起動弁を操作することにより現地においても開閉制御が可能です。
カタログ、図面、生産中止品ページ
- 125A
- 機器図面 243 KB 仕様書 280 KB
- 125A(2段階放水機能付)
- 機器図面 249 KB 仕様書 123 KB
- 150A
- 機器図面 221 KB 仕様書 280 KB
- 150A(2段階放水機能付)
- 機器図面 208 KB 仕様書 123 KB
2段階放水機能付は、東日本高速道路株式会社殿、中日本高速道路株式会社殿、西日本高速道路株式会社殿向けとなります。