製品・サービス大空間防災システム

導入例 ドーム、空港、屋内競技場、アトリウム など

自動火災報知設備

消火設備

大空間防災システム

ノーミの火災感知・消火システムが大空間を守ります。
スタジアムや体育館、アトリウムなど、空間の規模に応じた防災システムをご提案します。

消防法改正(平成8年2月16日施行)により、スプリンクラー設備が必要な防火対象物(または部分)のうち

  • 天井高さが10mを超える部分
  • 物販店舗・地下街、および指定可燃物を貯蔵または取り扱う部分において天井高さが6mを超える部分

に放水型ヘッド等を用いるスプリンクラー設備の設置が必要になりました。

SR100システム

最先端技術を搭載した高機能・高信頼性の自動放水システム SR100システム 1号評価取得・平成11年5月28日 評価番号:S028 アトリウムから体育館、中規模展示場などの中規模空間に最適

最先端技術を搭載した高機能・高信頼性の自動放水システム SR100システム 1号評価取得・平成11年5月28日 評価番号:S028 アトリウムから体育館、中規模展示場などの中規模空間に最適

特長

  • 火災感知から放水までを自動化

    自動火災報知設備の火災信号で起動、SRノズルの感知部にて火源を探査・確定後、放水部を火源方向に自動指向し放水します。

  • 高信頼性の火源検出

    自動火災報知設備の感知器およびSRノズルの感知部(赤外線リニアセンサ・炎検知器)による複数の感知部にて火源を捉えます。

  • 局所放水による、小水量を実現

    可動式ヘッドによる局所放水のため、水源水量を低減、同時に設備全体のコスト低減がはかれます。

  • 建築空間の美観に配慮した格納式を採用

    SRノズルの機構部はパネルで覆い格納します。化粧パネルを周壁の色や材質に合わせることで、建築物に調和し美観を守ります。

  • 機器劣化を最小限に抑制

    常時可動している部分がなく、機器の劣化・磨耗を最低限に抑制することにより、ライフサイクルコストの低減がはかれます。

  • 1号評価 : 一定の設置用件を満たす高天井部分に設置される放水型ヘッド等を用いるスプリンクラー設備

左:SRノズル / 右:中央操作盤

有効放水範囲

設置例

設置例

システム系統概要図とシステム動作フロー

システム系統概要図 / システム動作フロー

NH100システム

多くの建物で採用されている放水システム NH100システム 1号評価取得 平成9年6月3日評価番号:S001 小規模の空間からエントランス、アトリウムまで多種多様の空間に適合

多くの建物で採用されている放水システム NH100システム 1号評価取得 平成9年6月3日評価番号:S001 小規模の空間からエントランス、アトリウムまで多種多様の空間に適合

特長

  • 火災エリアへの区画放水

    固定式ヘッド数個を1区画として火災エリアへの区画放水を行います。

  • 適切な火災検出・火災断定

    2種類の感知器(自動火災報知設備と本消火システム専用)の作動により、火災断定を行います。

  • 空間の規模や形状に応じて適切な放水ヘッドを選択可能

    側壁設置型5種類、天井設置型4種類をラインアップしています。

固定式ヘッド(側壁設置型)

設置例

散水制御盤

システム系統概要図とシステム動作フロー

システム系統概要図

システム動作フロー

消火システム連動感知器

赤外線式スポット型炎感知器

炎に特有のCO2共鳴放射+ちらつきを感知

赤外線式スポット型炎感知器は、物が燃焼する時に発する、炎からの放射エネルギー(CO2共鳴放射)をダイレクトに受けて火災感知を行うことで、着炎燃焼火災に対して時間の遅れなく、火災と判断します。1台ごとに監視エリアが設定されているため、火災火源エリアの限定ができます。

光電式スポット型煙感知器

警戒エリアの煙を検出し、火災を感知

光電式スポット型煙感知器は、火災時に発生する煙が感知器内にはいり、煙の濃度が規定のレベルを超えると、火災と判断します。

光電式分離型煙感知器

ライン監視し、エリアごとに煙を検出し、火災を感知

光電式分離型煙感知器は、光を発する送光部と光を受ける受光部を5~100mの距離に対向配置しこの光路上を煙が遮ることにより、受光量が変化し、火災と判断します。

放水砲システム

照準カメラと連動した放水システム 放水砲システム ドーム型スタジアムなどの大規模空間用のシステム

照準カメラと連動した放水システム 放水砲システム ドーム型スタジアムなどの大規模空間用のシステム

特長

  • 大規模空間の火災を検出

    放水砲システム連動用感知部により、火災発生エリアまたは火源を特定します。

  • 自動制御により的確に放水

    特定した火源へ放水砲を旋回指向し、放水を行います。

  • 最大放水距離100mの長射程を実現

    放水パターンを火源までの距離に応じて4パターン(直近・近傍・中間・遠方)に切替、最大放水射程100mの長射程で大規模空間を防護します。

  • 照準カメラによる現地確認

    照準カメラが火災発生エリアに自動旋回し、現地の火災状況を自動で画面に映し出します。

有効放水範囲(放水砲150Aの場合の一例)

放水砲 150A

放水砲

放水砲システム連動用感知部

赤外線3波長式炎検知器

放水砲システムの警戒エリアの火災を検知します。

放水連動用感知部(火源探査)

赤外線3波長式炎検知器の火災信号により当該感知部が起動し、火源を特定します。