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長時間停電に伴うノーミ製防災設備の対応について

長時間停電に伴うノーミ製防災設備の対応について、注意点をご連絡させて頂きます。

1. 長時間停電が実施された場合の注意事項について

自動火災報知設備の火災受信機などは、緊急時にそなえ予備電源を内蔵しております。
しかしながら、緊急時の一時的な停電を想定しているため、バックアップ可能時間が1時間程度となっております。このため、長時間におよぶ停電では内蔵した予備電源の容量が不足する事態が想定されます。

2. 停電時の動作について

  • 受信機が製造された年代により異なりますが、停電をとらえて故障(エラーコード表示)を警報する機器があります。
  • 長時間におよぶ停電により、内蔵した予備電源の容量が不足した場合は、故障(内部回路電圧異常)を警報または表示します。
  • 計画停電等で計画的に実施される停電の実施回数によっては、予備電源への充電が不十分となることが考えられます。予備電源の充電が不十分の場合、予備電源での火災監視時間が短くなります。

3. 重要な注意事項について

停電により予備電源の容量が不足すると、正常に火災監視できない場合が想定されます。設備が機能停止した場合は、人員にて監視するなどの対応をお願い致します。
また、計画停電等で計画的に実施される停電の実施回数によっては充電が不十分となり、人員による監視が早期に必要となる場合が考えられます。

4. 機器のお問い合わせについて

自動火災報知設備は、法令により点検が義務付けられております。機器の構成、動作については、まずは点検を依頼している販売店・点検会社にお問い合わせ願います。

平成26年3月4日改定
平成23年3月15日
能美防災株式会社