製品・サービストンネル防災システム
火災検知器
火災検知器は、自動車道路トンネル内で発生した火災を自動的に検出し、その位置を遠方監視設備に通報する自動通報設備用ふく射式火災検知器です。検知器本体、検知器箱、前面プレートなどで構成されています。
火災検知器の構成
火災検知器の基本構成は下記の通りです。
- a.火災検知器本体
内部の精密回路を保護するため防噴流構造となっています。
- b.格納箱・前面プレート
格納箱を設置後、検知器本体を組み込みます。
- c.遮光板
坑外からの入射光による非火災報を防止します。
- d.管理銘板
火災検知器の機器番号を明示します。
- e.受光窓
受光部で受けた赤外線を分析し火災を判定します。
- f.試験灯
無人での動作試験を行うため疑似的に近赤外線を出力します。
- g.確認灯
火災検知器の状態を現地で確認するためのランプで、動作時は統一して赤色点滅します。
火災検知器の仕様
項目 | 機器仕様 |
---|---|
名称(検出方式) | ふく射式火災検知器(二波長ちらつき式) |
電源電圧 | DC48V -20%、+10% |
環境条件 | 温 度 -20℃~+50℃ 相対湿度 85%以下(結露なきこと) |
許容汚損率 | 85%(工学的減光率) |
感度 | 下図の監視範囲内において、0.5㎡(0.7m×0.7m)火皿における ガソリン火皿を30秒以内に検出し、動作する感度を持ちます。 |
監視範囲
水平方向の監視範囲
関連画像
カタログ、図面、生産中止品ページ
- 25m監視型
- 機器図面 316 KB 仕様書 645 KB
- 50m監視型
- 機器図面 306 KB 仕様書 683 KB
- 25m監視型
- 機器図面 312 KB 仕様書 665 KB
- 50m監視型
- 機器図面 298 KB 仕様書 684 KB