製品・サービス住宅用火災警報器

定期点検・確認の仕方

定期点検の仕方(テスト)

正常に作動することを確認するため、定期点検を必ず行ってください。

外観を点検する(推奨点検頻度:12ヶ月に1回以上)

煙感知部および熱感知部にホコリなど異物が付着していないか確認してください。

ホコリやクモの巣などの異物が感知部および周辺に付着している場合は、掃除機で取り除いてください。
そのままの状態で使用すると火災の感知が遅くなったり、 感知できない場合があるほか、誤作動の原因にもなります。

機能を点検する(推奨点検頻度:1ヶ月に1回、または3日以上留守にされたとき)

警報器を下記の要領でテストしてください。
テスト結果が正常以外の場合は対処方法にしたがって対処してください。

  • 「警報停止/テスト」ボタンを短押しする。(3秒未満)
    (引きひもがある場合は、引きひもでも操作できます。)
  • 操作音が「ピピ」となり、テスト結果を鳴動します。

テスト結果が「正常」の場合

製品名 警報音 表示灯(赤)
FSKJ225 シリーズ ピピ、正常です 点灯
(「正常です」鳴動中)
FSKJ222 シリーズ
FSLJ015 シリーズ
FSLJ012 シリーズ
FSKJ227 シリーズ
FSKJ224 シリーズ
FSLJ017 シリーズ
FSLJ014 シリーズ
FSKJ219 シリーズ
FSLJ009 シリーズ
FSKJ217 シリーズ ピピ、ピー、ヒュー、ヒュー
火事です。火事です。
点灯
FSLJ007 シリーズ
FSKJ216 シリーズ
FSLJ006 シリーズ
FSKJ206(A) シリーズ ピピ、ピーピーピー 点灯
FSLJ002(A) シリーズ
FSKJ207 シリーズ 点灯
(通常灯「緑」は消灯)
FSLJ003 シリーズ

テスト結果が「電池切れ」の場合

製品名 警報音 表示灯(赤)
FSKJ225 シリーズ ピピ、ピポッ
警報器の電池切れです
5回点滅
(ピポッに同期)
FSKJ222 シリーズ
FSLJ015 シリーズ
FSLJ012 シリーズ
FSKJ227 シリーズ
FSKJ224 シリーズ
FSLJ017 シリーズ
FSLJ014 シリーズ
FSKJ219 シリーズ ピピ、ピポッ
電池切れです
FSLJ009 シリーズ
FSKJ217 シリーズ ピピ、ピ
電池切れです
1回点滅
FSLJ007 シリーズ
FSKJ216 シリーズ
FSLJ006 シリーズ
FSKJ206(A) シリーズ ピピ、ピ 1回点滅
FSLJ002(A) シリーズ

テスト結果が「機器異常」の場合

製品名 警報音 表示灯(赤)
FSKJ225 シリーズ ピピ、ピッピッピッ
警報器の異常です
3回点滅
(ピッピッピッに同期)
FSKJ222 シリーズ
FSLJ015 シリーズ
FSLJ012 シリーズ
FSKJ227 シリーズ
FSKJ224 シリーズ
FSLJ017 シリーズ
FSLJ014 シリーズ
FSKJ219 シリーズ ピピ、ピッピッピッ
異常です
FSLJ009 シリーズ
FSKJ217 シリーズ ピピ、ピピピ、
異常です
3回点滅
FSLJ007 シリーズ
FSKJ216 シリーズ
FSLJ006 シリーズ
FSKJ206(A) シリーズ ピピ、ピピピ 3回点滅
FSLJ002(A) シリーズ
FSKJ207 シリーズ 3回点滅
FSLJ003 シリーズ

対処方法

電池切れの場合

電池電圧が低下して電池寿命が近づいています。
販売店にご相談のうえ、すみやかに 新しい警報器または電池と交換してください。

  • 専用リチウム電池は市販品ではありません。
  • 設置後10年を経過している場合や著しく汚れている場合は、警報器を交換してください。

機器異常の場合

警報器の感度が劣化しています。すみやかに新しい警報器と交換してください。

  • 機器異常が発生すると、正常に火災を感知できません。

注意事項

  • 警報器は10年で交換

    10年を超えて使用すると、汚れなどの影響により火災の感知が遅れる場合があります。
    設置10年経過後は、すみやかに新しい警報器と交換することを推奨します。

  • 点検における結果報知の優先順位

    複数の条件に該当している場合は、優先順位の高い点検結果を報知します。

    • (優先順位順)
      • 機器異常
      • 電池切れ
      • 正常

定期確認の仕方

火災警報音をみんなで確認する(推奨確認頻度:12ヶ月に1回)

実際の火災警報音がどんな音声で警報するか、家族で確認しましょう。
火災警報音を確認したいときは、次の操作をしてください。

  • 「警報停止/テスト」ボタンを押すと、操作音が「ピピ」と鳴り、そのまま約3秒以上長押しを続けると火災警報音を鳴動します。※
    (引きひもがある場合は、引きひもでも操作できます。)
  • FSKJ225/FSLJ015シリーズ、FSKJ222/FSLJ012シリーズ、FSKJ219/FSLJ009シリーズ、FSKJ227/FSLJ017シリーズ、FSKJ224/FSLJ014シリーズの場合

警報音(音声) ピー、ヒュー、ヒュー、
火事です、火事です
表示灯 連続点滅
  • 電池切れ・機器異常時は火災警報音の確認はできません。
  • 火災警報音は「警報停止/テスト」ボタンを押し続けている間繰り返します。(最大約30秒間)

外部接続機器との接続を確認(推奨確認頻度:12ヶ月に1回)

  • 「警報停止/テスト」ボタンを押すと、操作音が「ピピ」と鳴り、そのまま約5秒以上長押しを続けてください。
    火災移報接点がCLOSEして、外部接続機器との接続を確認できます。
    (FSKJ225-S-N/FSKJ222-S/FSKJ227-S/FSKJ224-S/FSLJ015-S-N/FSLJ012-S/FSLJ017-S/FSLJ014-S)

火災警報音を鳴動している間、移報接点がCROSEします。
(接点容量 30V、200mA)

  • 電池切れ・機器異常時は外部接続機器との接続を確認することができません。