赤外線3波長式炎センサ 防爆構造
3/4

相対強度赤外線放射エネルギー6■部分が検出波長帯です。GAS20°10°0°炎から放射される赤外線エネルギーには、波長4.4μm帯域にピークを持つ分光特性があり、CO2共鳴放射と呼ばれています。これは上図のように、炎以外の物体から放射される赤外線の分光特性とは大きく異なるものです。さらに他の性質として炎から放射される赤外線エネルギーは、周波数1〜15Hzでちらつく現象があり、炎の呼吸作用によって常に放射量の変動を伴います。ノーミの赤外線3波長式炎センサはCO2共鳴放射帯域の3つの波長帯を監視し、これらのエネルギー強度、比率などを計算しCO2共鳴放射帯のピークと炎のちらつきを識別します。赤外線3波長式炎センサの検出波長帯1.0 太陽光(6000K)0.80.6高温物体(1400K)0.40.2都市ガスの炎01234512360m40°30°33cm角ノルマルヘプタン火皿10°ガソリンの炎波長〔μm〕45°20°30°低温物体(350K)30m10mガストーチの炎40°5m5m30m45°インフレックスアイ専用監視盤へ赤外線センサ光学フィルタ1アンプ光学フィルタ2アンプ光学フィルタ3アンプ受光窓(サファイアガラス)試験回路部90°※ナトリウム灯、水銀灯、蛍光灯、 殺菌灯、ハロゲン灯などマイコン(制御部)警報判断部警報信号出力部注:本図は、各視野角における  監視距離を示しています。ブロックダイアグラム赤外線3波長式炎センサ炎に特有のCO2共鳴放射+ちらつきを検出赤外線3波長式炎センサ防爆構造射と、ちらつきを検出。高感度でありながら、陽光下や人工照明下※でも設置が可能です。

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る