地図式 進PⅢ
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P-AT感知器、地区音響装置の配線、予備電源接続などの状態を常時監視。異常がある場合には、受信機に異常表示されます。併せて、週間試験も自動で実施。一般のP型に比べ、建物の安全性を大幅に高めました。また、この機能を装備することにより、下記の定期点検項目、試験項目が免除されます。加熱・加煙試験などの、これまで人手に頼っていた点検や試験が不要になるため、効率的な維持管理ができます。自動試験機能を装備し効率的な管理が可能常時監視■電路監視●受信機→感知器の断線監視、地区音響装置の断線・短絡の監視■電源監視●受信機電源、予備電源接続の 監視■感知器監視●出力値監視方式によるP-AT 感知器の自己診断システムをすべて自動試験機能対応とすることをおすすめしますが、特定のエリアだけ、特定の感知器(ポイント)だけを対象としたシステムも自在に構築可能。建物の用途や規模に応じた運用ができます。多彩なシステムを構築可能オール対応エリア・ポイント対応P-AT感知器一般感知器工事完了時に免除される試験項目●配 線 : 送り配線試験※1●受信機 : 火災表示、回路導通、同時作動、予備電源、非常電源試験●感知器 : 作動試験(加熱・加煙試験)※1※1:P-AT感知器のみ●自動試験機能を採用された場合でも、外観の点検など、省略できない点検項目もあります。盤面操作により各種設定が可能音声警報機能を装備履歴リスト機能を装備盤面の表示や警報音に加え、音声によって火災発生や異常をお知らせする、音声警報機能を搭載。より迅速な対処を可能にします。感知器接続数の確認が可能P-AT感知器の回線ごとの接続数、または全回線の総数を確認できます。定期点検時に免除される点検項目■総合点検時(1年ごと)※1●煙感知器感度試験・総合作動試験■機器点検時 (6ヶ月ごと)●予備電源・非常電源  端子電圧・切替装置・ 充電装置・結線接続●受信機 継電器・火災表示等・ 結線接続・回路導通●感知器※1 加熱試験・加煙試験●既存の配線状況によっては見直しが必要な場合が あります。 リニューアル時のイニシャルコストをセーブ P-AT感知器一般感知器既存の配線はそのままでCPU火災判定部煙濃度/温度検知部機能診断部伝送部受信機P-AT感知器出力値監視方式システム●上記以外、必要時には、火災試験(火災表示などの試験)をマニュアルで行うことができます。週間試験■自動試験●感知器試験(P-AT感知器の試験)●予備電源試験■定期受信回路試験 定期的(自動試験後)に火災受信回路を試験盤面データ設定の作業性向上地絡検出機能を装備防排煙復帰対応を標準装備しました。データベース設定により、1回線から復帰制御の設定が可能です。注)1つの復帰付防排煙端末につき、防排煙回路2回線(起動、復帰各1回線)使用します。システムを正常に維持するため感知器配線の絶縁を常時監視する地絡検出機能を装備しています。連動マトリクスの設定、空き回線処理、回線別蓄積解除など、すべての設定が盤面操作により行えるので、施工時はもちろん、施工後の変更も容易です。復帰対応を標準で装備(FCSJのみ)十字スイッチ、テンキースイッチの装備やデジタル表示の活用により、盤面データ設定の作業性が向上しました。また、設定用の専用シートが不要になりました。DBTOOL(専用ソフト内蔵パソコン)を用いて設定することも可能です。火災などの警報や受信機での操作結果を記憶する「通常履歴」と自動試験の結果を記憶する「自動試験履歴」があり、それぞれ最大10,000件を記憶することができます。自動試験機能付システムにリニューアルする場合、これまではR型システムを選択するしかなく、その導入に当たっては、感知器の配線を耐熱電線にする必要がありました。地図式  システムでは、既存の配線をそのまま使用できるため、耐熱電線に引き換えるコストが発生せず、工期の短縮も可能。受信機と感知器を交換するだけで、より高機能な自動試験機能付システムにグレードアップできます。地図式地図式地図式

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