火災受信機光警報制御装置光警報装置天井設置用地区警報DC24V出力AC100VP型システム接続例● 国内では2016年4月に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」で社会の中にあるバリアを取り除く合理的配慮の提供が求められています。地区音響装置出力(地区ベル出力)音が聞こえない方や、聞こえづらい方へ光で火災の発生を知らせるものです。主に聴覚障害者や難聴者、高齢者の方で音が聞こえづらい方へのために設置します。総務省消防庁による、光警報装置の設置に係るガイドラインには以下の建物に設置が望ましいとされています。 火災受信機の地区ベルを鳴動させる回路に接続し点滅させることが出来ます。①大規模な空港、駅、その他これらに類する建物②主に聴覚障害者の方が利用する建物③光警報装置により積極的に火災を報知する必要性が高い建物設置場所については、火災発生を知らせる人がいない場所や従業員などの避難誘導が期待できない場所など、聴覚障害者等の方が長時間ひとりになるような場所です。設置例としては、図書館などの公共施設、一般ビルの共用トイレ・誰でもトイレ、ホテルのユニバーサルルーム、その他として駅のコンコースなどが挙げられます。● R型システムの場合は、地区音響用中継器(FRRJ001A-Y-BL3)が必要となります。ホテルの客室など空港、駅などのコンコース市役所、図書館や公共トイレなど火災を地区ベルのみでお知らせ光警報装置壁設置用火災を光警報装置でもお知らせ知っ得情報● 海外では2013年に国際標準化機構(ISO)で光警報装置が国際規格化され、さらに米国や英国では聴覚障害者等の社会参加を促す法律で設置が基準化されています。知っ得情報● 詳細な設置方法については、(一社)日本火災報知機工業会発刊の、「自動火災報知設備、ガス漏れ火災報知設備工事基準書 令和2年版」に記載されております。知っ得情報● 光警報制御装置を用いることにより、より多くの光警報装置を同時に点滅させることができます。430資 料光警報装置とは?Q1A1Q2A2Q3A3光警報装置とは?〜何のために必要なのか?〜どこに設置するの?どうやって取り付ければ光るの?
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