システムの信頼性向上を図るAI機能 蓄積時間を受信機で自動的に変更することで、より的確な 火災検出を実現します。R-AT光電アナログ式スポット型感 知器において機能するもので、右記のように作動します。 1：感知器個々に注意レベルから火災レベルまで推移する時間を計測します。 2：1で計測した時間をもとに、火災レベルを越えてからの蓄積時間を決定 します。 3：2で決定した時間で蓄積機能がはたらき、決定した時間の経過後、 火災レベル以上であれば火災発報します。 ◎計測時間による 蓄積時間の変化 計測時間 0秒〜10秒未満 10秒〜20秒未満 20秒〜30秒未満 30秒〜40秒未満 40秒以上 蓄積時間 50秒 40秒 30秒 20秒 計測開始蓄積開始10秒 計測時間蓄積時間 時間 注意 煙濃度 火災火災レベル 注意レベル 煙濃度 感知器、中継器などの故障警報を一時的にマスク（隠す）する ことができるため、故障があってもほかの機器は正常時と 変わらない監視ができます。 《故障機器遮断機能》 夜間など無人となる時間帯は、あらかじめ設定されたR-AT光電 アナログ式スポット型感知器の感度を通常の火災報知レベル より、高感度側へ切り換えることができます。感度切換対象の 感知器は最大10ブロックに分けブロックごとに感度切換の 曜日（または毎日）、開始時間、終了時間を設定できます。 《感度切換機能》 R-ATアナログ式感知器の設置環境に応じて、きめ細かな 感度調整が感知器ごとにできます。 《感度変更機能》 非常放送設備、誘導灯設備などへ、各種接点出力移報が可能。 ・各種代表信号：火災、ガスもれ、故障、火災確認など ・個別移報出力：標準無電圧a接点16点 無電圧c接点2点 ●オプションでa接点32点、c接点4点まで出力 《移報出力接点》 外部からの入力信号を取り込むことが可能。 ・時刻補正入力または消火栓始動入力（24V入力） ・無電圧a接点入力2点 ●オプションで18点まで入力できます。 《移報入力接点》 ホスト移報中継器を用いてBACnet I/Fやディスプレイシステム と接続できます。 《BACnetなどとの通信接続》 受信機および主中継器には表示機専用のシリアルコード 移報出力を装備。 メッセージ表示機をそれぞれ最大31台まで接続できます。 《メッセージ表示機の接続》 ショートサーキットアイソレータを接続することで、伝送線 短絡時の被害を最小限にできます。 《ショートサーキットアイソレータ（SCI）接続》 防排煙端末装置などの同時連動回線がシステムの許容量を 越えるような場合、自動連動による同時制御回線数を抑え、 順次制御することができます。これにより電源ダウンなどに よるシステムダウンを防ぎます。 《連動制御数管理機能》 1 注意レベル 2 火災レベル 3 連動レベル R-ATアナログ式感知器 火災の進行フェーズ 受信機 火災（発信機）信号R-24E�U ガスもれ火災信号 防排煙／消火機器などの 作動確認信号 排煙機／消火ポンプなどの 作動信号 空調機停止やエレベータの 部分管制などの準備制御。 地区音響装置の鳴動や、 防火ダンパ・非常用放送設備 などの連動制御。 防火戸・シャッタなどの 連動制御。 多彩な用途、運用に対応します。 アナログ式感知器の採用による高機能システム。 R-ATアナログ式感知器の採用により、火災レベルに応じた 警報動作や多段階連動制御（空調、ELV、ダンパ、シャッタ など）が可能、自火報用感知器と防排煙用感知器の併設が 不要となります。また、LCDにより、火災地区や端末装置の 作動状態をメッセージで表示。さらに、それらに対応した 音声警報により、状況変化をよりわかりやすく知らせます。 きめ細かな多段階連動 充実の移報機能マルチ セイフティ ファンクション 48 R 型防災システム R-24E�U 製品説明